マラカイトは不透明な緑色の縞模様の鉱物で、地下深部の割れ目に最も頻繁に見られる。個別の結晶はまれ。スライスすると、素晴らしいパターンが現れる。 この石の名前は、古代ギリシャの「モロチチス・リト ス」またはアオイモリ色の石に由来している。その色は、アオイ科植物（マルバシルベストリス）の葉の色に似ている。マラカイトは新石器時代の初期に装飾目的と銅の抽出の両方の目的で採掘されていた。1800年代初頭に流行の最盛期を迎えた。その理由の1つは、時代の新しい地質学的発見でもあった。それは 宝石として、そして贅沢に部屋全体を飾るのにさえ使われた。今日で は、重要な宝石と装飾用の鉱物として認識されている。

マザーオブパールは、二枚貝から分泌される物質です。宝石に使われる真珠の外側の層を作り上げている物質と同じものなので、装飾用途に珍重されます。 マザーオブパールは、無数のアラレ石の薄板が層状に重なった構造となっています。アラレ石はカルシウムと炭素と酸素の化合物である炭酸カルシウムの結晶構造の一つです。この薄板の層がコンキオリンと呼ばれる物質で互いに結合されています。マザーオブパールを顕微鏡で見ると、アラレ石の薄板とコンキリオンをそれぞれレンガとセメントに見立てた壁のような構成であることがわかります。 薄板によるこのような構成であるからこそ、無数の薄板に光が反射し屈折してマザーオブパール特有の光沢と虹色の輝きが生まれるのです。薄板の形状が均一で規則的な配置であればあるほど、光沢が豊かで美しいものとなります。

金は輝くことを意味するインド、ヨーロッパの言葉、 「ゲール」からその名前が付けられた。 ローズ- 金と少量の銅および銀を混ぜ合わせることによって得られる繊細な色合い。